障害者雇用の求人はどのような職種があるのか調べてみた
障害者手帳を取得するメリットの1つでもある障害者雇用での就職。
私も調べるまでは単純な繰り返し作業ばかりなのかと思っていたのですが、実際に調べてみると様々な職種があり自分に合った職種を選択することができます。
今回は障害者雇用を探すための求人サイトや実際に募集されている職種、業務内容や大まかな給与を紹介していきたいと思います。
障害者雇用を扱う求人サイト一覧
求人を見るにあたって重要な点の「職種」「作業内容」「給与(手取りは記載の約8割になる)」「年間休日日数(120日前後が望ましい)」を含めて紹介します。
ハローワーク
就活をする上で1番最初に浮かぶのはハローワークではないでしょうか。
HPトップの真ん中あたりある「障害者求人情報検索」から障害者雇用の求人を検索することができます。
検索すると東京だけでも745件もあります。(2019/7/12現在)
ケース1
職種:清掃・設備点検業務
仕事内容:ビルやマンションの管理、清掃、巡回
給与:20万〜25万
年間休日日数:125日
ケース2
職種:一般事務
仕事内容:文章のチェックや発送、コピーやファイリングなどの庶務業務、パソコンでのデータ入力や会議資料の作成
給与:15万〜16万
年間休日日数:122日
ケース3
職種:事務・開発補助
仕事内容:WordやExcelでの資料作成、予算やスケジュールの管理、ネットワーク構築や開発の補助
給与:15万〜40万
年間休日日数:125日
atGP
障害者の求人転職や雇用支援サービスを行なっているサイトです。
求人検索のほかにも面談を行いキャリアアドバイザーによるサポートも行なっているので障害者雇用での就活を何から始めれば良いかわからない方や不安な方にもおすすめです。
障害を持った学生向け、障害者アスリート向け、高収入が望める専門職希望者向けなど各々の要望に合ったサービスがあるのも特徴です。
seishin-hitorigurashi.hatenablog.com
ケース1
職種:一般事務
仕事内容:データ入力、伝票発行、備品や名刺の管理、資料作成、清掃
給与:16万〜25万
年間休日日数:121日
ケース2
職種:一般事務
仕事内容:書類の回収やシュレッダー、アンケート入力や集計、メールの作成、ファイリング
給与:15万〜23万
年間休日日数:121日
東京障害者職業センター
ハローワークや障害者就業・生活支援センターと連携して就活の支援をしてくれる施設です。
障害者職業カウンセラーがいるので相談をしながら就活を進めることができます。
就職や職場適応のために必要な課題の把握・改善を支援したり、職業の適性分析も行なっているので就活が不安な方は一度訪れてみると良いかもしれません。
障害者就業・生活支援センター
東京都内には6つのセンターあり、ハローワークや行政機関、就労移行支援事業所など様々な施設と連携し企業への雇用支援を行なっています。
就職後のフォローアップも行われているので、職場での悩みを相談することもできます。
就職だけでなく日常生活に関わる支援も行なっているので幅広いサポートを受けることができます。
まとめ
障害者雇用というと求人数が少なく選択肢があまりないと思いがちですが、「障害者雇用促進法」により2019年現在、企業は45.5人につき1人の障害者を雇用する義務があります。
そのため大企業の求人も多々ありますので、自分の病状に合った職業を探していきましょう。