色々求人票でチェックすべき項目と役立つテンプレート
就職活動をしていると何枚も見ることになる求人票。
求人票には様々な情報が書いてありますがどこをチェックすれば良いのか知らない人も意外と多いのではないでしょうか?
今回は求人票のチェックすべき項目とその項目から何が読み取れるかを説明していきたいと思います。
また求人票の項目をひと目で確認できるEXCELシートを作りましたので良かったらダウンロードして使ってください。
求人比較に役立つEXCELシート
こちらをクリックすると求人票比較シートをダウンロードできます(画像の赤丸のアイコンからダウンロードできます)
求人票をふつうに見るだけではなかなか比べづらいと思います。
そこで視覚的にパッと比較をしやすいEXCELシートを作りました。
項目ごとに並び替えもできるので重視している項目に並び替えて見比べてみてください。
各項目に数字や文字を入れて使います。
チェックすべき求人票の重要な項目
月給
職種の次ににチェックする人が多い項目ではないでしょうか。
求人票では額面で記入されているので実際にもらえる額は約8割と言われています。
試用期間は月給が下がる場合もありますのでチェックしましょう。
厚生労働省が調査した平成30年の精神障害者平均月収は以下の金額になるので目安にしてみてください。
週30時間以上働いている場合・・・18.9万円
週20~30時間働いている場合・・・7.4万円
週20時間未満働いている場合・・・5.1万円
年収・賞与
月給×12ヶ月+賞与が年収になります。
求人票に賞与のことが書いてある場合も書いてない場合もあります。
月収×12ヶ月以上の年収があれば賞与があると考えて良いでしょう。
勤務時間
勤務開始時間、労働時間、残業時間をチェックしましょう。
時短勤務や勤務日数の調整ができるかが書かれている場合もあります。
長く続けるためにも無理のない時間であることが大事です。
最寄り駅
長く勤務していくためには通勤は重要なポイントです。
乗り換えの回数や通勤時間帯の混み具合などしっかりと検討しましょう。
年間休日
給料の次に注目しておきたいのが年間休日です。
この項目でブラック企業かどうか判断する材料となるからです。
厚生労働省の調査によると年間休日の平均は113.7日になっています。
30%の業界は年間休日が120日以上なので目安にしておくとブラック企業に入社する可能性が下がると思います。
休日
休日の種類は「完全週休2日制」と「週休2日制」の2種類があります。
完全週休2日制は毎週2日の休みがあります。
ただし必ずしも土日が休みというわけではありません。
この認識が違っている人はいるかもしれませんので注意してください。
週休2日制は2日休める週が月に1回以上あります。
そのため1週目は2日休みで残りの3週間は1日休みということもあります。
休みが少ないとゆっくり休めず体調が悪くなる人もいると思うので「完全週休2日制」の企業をおすすめします。
雇用形態・正社員登用
障害者雇用求人の多くは契約社員です。
次にアルバイト、その次に正社員の雇用形態が多いです。
しかし順調に勤務を続けていければ正社員登用する企業もあります。
雇用期間
雇用期間は3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月と3ヶ月単位で決まっていることが多く、その期間が終わると更新するかどうか判断されることになります。
このタイミングで正社員登用されることもあるようです。
資本金
会社を設立した際に借りたり出資された金額です。
資本金が大きければ規模の大きな会社の可能性が高いです。
しかし会社設立のときの元手金なので資本金が少ないからといって不安定な会社というわけでもなく業績が良い場合もあります。
ちょっとした判断材料に確認すると良いですね。
社員数
現在の社員数です。
正社員の数なので非正規社員はカウントされていません。
従業員数では非正規社員もカウントされています。両方を比較することで非正規社員の人数を知ることができます。
非正規社員が多い会社は正社員を雇う余裕がないのかもしれませんね。
社会保険
社会保険は「雇用保険」「労災保険」「健康保険」「厚生年金」の4点があります。
会社は原則として全て用意しなければならないのでほとんどの求人は有りになっています。
しかし非正規社員の場合、勤務時間や勤務期間によっては健康保険と厚生年金は入れない場合もあるので気をつけましょう。
通勤手当
会社に通勤するまでにかかる交通費を会社が負担してくれるかどうかです。
大抵の会社は支給しています。
ただし上限が決まっている場合もあるので遠くから通う場合は確認しておきましょう。
まとめ
求人票の項目の意味で知らなかったものがありましたでしょうか?
知っていれば求人から会社の現状が見えてくることもあります。
多少面倒でも応募している会社の求人を比較して自分の希望に合った会社に入れるようにしましょう。