難しい言語ランキング上位の日本語について
いま英語の勉強をオンラインで行っているのですが学習していると英語の特徴や文化、性質などが見えてきます。
例えば主語が必ず入るということ、会話に感情や理由など詳細を入れていくこと、相手が話している間であっても相槌のように会話を挟んでくることなど日本語にはない特徴を持っています。
空気を読んで察したり、曖昧にして波風を立てなかったり、感情をうちに秘めるといった日本人のマインドに合った日本語と比較するととても興味深いです。
そんなことから語学としての日本語について調べてみました。
イメージだと日本語はとても難しい言葉の印象が強いのではないでしょうか?
私も世界一難しいレベルとなにかで聞いたことがありました。
実際はどうなのか?「難しい言語ランキング」をネットで調べていくつかのサイトを覗いてみたところ
1位:中国語
2位:アラビア語
3位:日本語
という結果が多かったです。
ではなぜ日本語が難しいのでしょうか?
1つ目は文字の種類が多いことです。
ひらがな46種、カタカナ46種でもアルファベット26種に比べると多いのにさらに漢字が膨大にあります。
wikiで調べたらその数10万字となっていました。。。
現代の常用漢字でも2,000字以上あるようです。
この数を読めるようになるだけでもかなりハードですね。
さらに漢字には音読みと訓読みがあります。
日本人は漢字の組み合わせでなんとなく読み方がわかりますが、改めて考えてみるとちゃんとしたルールはないですよね。
そう思うとすごく難しい。
2つ目は主語の省略です。
日本語は日常会話においてほとんど主語つけないですよね。
何を食べるか聞く時は「何食べたい?」
相手に住んでいる場所を聞く時は「どこに住んでるの?」
言われてみると誰に向かって言っているかで判断しているんですよね。
3つ目はイントネーションや抑揚で意味が変化する。
同じ「あめ」でも”あ”を強めに言うと「雨」になり、フラットに言うと「飴」になったり、「はし」も”は”を強めに言うと「箸」になり、フラットに言うと「橋」になります。
「かみ」なんかは”か”を強めに言うと「神」ですが、フラットに言うと「髪」と「紙」の2つの意味になってしまうので前後の文脈から読み解くしかないですね。
最後は書いてある文字が読み方と必ずしも一致しないことです。
文字では「おとうさん」ですが読むときは「おとーさん」だったり「がっこう」は「がっこー」のように伸ばして読むことも多くありますね。
ほかにもたくさんありますがこれらはかなり苦戦するポイントのようです。
私たちは普段むずかしさを感じることなく使っている日本語ですが、改めて正しい日本語を考えてみるとあまり使えてないような気がしてきませんか(笑)
そう考えると英語など他言語学習のときに適当でも良いんだなと思えてきますね。